グリーンフィールドクラブトラベルビジネスの大半は小規模経営であるため、ツアー手配人は、資金計画、帳簿係、ツアーガイド、自然解説員、コック、マーケティングなど幅広い仕事をこなさねばならず、多種多様な技能が求められる。
持続型トラベルビジネスを立ち上げる手配人が直面する問題の多くは、他の小規模事業者やトラベル手配人のそれと類似している。
主な障害は、資金不足と資源不足である。
持続型グリーンフィールドクラブトラベル事業を始めるには、いくつか特別の障害を想定しておく必要がある。
たとえば、環境負荷を低減するためにかかる設立経費の増加、事業箇所が市場から離れているために必要となる宣伝費の増加などである。
また手配人によっては、特に遠隔地の手配人やアドベンチャーアクティビティを提供する手配人は、比較的高い公共責任保険に入らなくてはならない。
しかしグリーンフィールドクラブトラベルの業界団体を通してグループ保険に加入すれば費用を削減できる可能性がある。
農村地帯であれば、最低コストでトラベル事業を組み込めるように変更可能な農業政策もある。
なかには、自分達の趣味の追及(ブッシュウォーキング、郷土史研究、人のもてなし等)や、希望するライフスタイルの実現(自然に囲まれた生活、平穏な田園生活、子供の成長のための安全な場所での生活)のためにトラベル事業を始める人もいる。
そして、このような目標を達成する手段としてグリーンフィールドクラブトラベルを考えているわけである。
これは良い出発点なのかもしれないが、たとえトラベル事業以外に収入源があり、この事業から儲けを出さなくてもいいと考えていたとしても、利潤の追求をはかることは非常に大切なことである。
希望するライフスタイルを送るためにどれだけ準備ができていようとも、この事業でお金を失ってしまえば、結局、損害をこうむることになるのである。
今までに経験したことのない分野では、訓練を受けることを検討してみることが大切である。
地元の専門技術後継者育成大学はビジネスに関連したさまざまなコース(講座)を提供しているし、通信教育を行う教育機関もたくさんある。
地元の観光協会でも、グリーンフィールドクラブトラベル事業に役立つ特別のセミナーやワークショップの情報を提供してくれるはずである。
トラベルはビジネスなのであり、ビジネスとして取り扱われなくてはならない。
事業計画を作りあげることは、どの方向に進み、何が必要で、ライフスタイルや喜びなどを含めビジネスから何を得たいかを明らかしてくれることになる。